納豆用小粒大豆

6月13日(金)

茨城県は久慈郡にやって来ました。
 蕎麦では有名な所でして至る所でそば屋さんの幟が立っています。
 おいしいそばを食べるのもここに来る楽しみの一つです

お世話になっている業者さんと今年の大豆作付の動向を聞く。

 茨城県産大豆と言えば何と言っても納豆用の小粒大豆。
 「地塚大豆」と呼ばれています

 それにしても納豆用小粒大豆に限った大暴騰(落札価格)には困ったもので す。平成16年産大豆の悪夢を思い出します(この年、多発した台風の影響 で大豆の収穫量は前年度に比べて全国的に激減、品薄感から入札【落札】価 格が高騰しました)

大豆の価格はお天気次第。それも過去の話・・
「GMO」「安全」「安心」「エコロジー」「バイオ燃料」
 この5つのキーワードが複雑に入り組んで短期間の内に従来のバランスが  一気に崩れた?
 自然の猛威よりも怖いものだと思います。

 茨城県での納豆用小粒大豆の作付は7月に入ってからですが
 地元業者さん曰く
「秋にはどうなっているかな?」
「メーカーさんは使い切れるのかな?」 
「なんだか不安だよね」

 安定供給とは何か?
 考えさせられます・・・

                               H・Y
国内情報 | - | 2008/06/18 水 11:19

大豆の勉強会

6月11日(水)
ある契約農家さんのお誘いで3年ほど前から参加している有機稲作研究グループのセミナーで栃木県は河内郡までやってきました。

東京か高速道路を使って1時間30分、ドライブにはいい距離です。

道に迷って少し遅れての会場入り、生産者さんや加工メーカーさんを含めて40名程。
本日は特にお米の裏作「有機大豆」が主体の勉強会と聞き、大豆を持参しての参加です。

大豆作りは初めての生産者さんもいらっしゃる様で・・
もちろんJAS有機大豆となればハードルも高くなるので、時間をかけてゆっくりと細く永いお付き合いが出来ればと考えています。

ところで、すでにこのグループの生産者さんと原料でのお取引のあるメーカーさんの中に私が一度お会いしたいと思っていた社長さんが遠方から遥々参加されていました。

つくづく思いました。
来てよかった! 

生産者さんの意向及び(メーカーの)社長さんの中身の濃いお話も聞けて本日も大豊作!

今月もう一度この産地を訪れる運びとなりました。
                                    H・Y
国内情報 | - | 2008/06/17 火 23:14

北海道現地視察

6月3~4日で播種を終えた北海道の現地視察に行ってきました。

3日 東京〔羽田〕は大雨、道内は快晴 汗ばむくらいの陽気

 某農協さんの豆類選別工場を拝見させていただきました。
 他では見かけないハイテク機械も導入されています。
 
 噂通りの設備でした。
 
 契約大豆の定温保管もバッチリ
 大満足です

農協担当者さんとの情報交換

 その土地の特色(個性)を把握するために出来るだけ多くの時間を
 設けています。地元の方にとっては普通のことでも私にとってはすごい
 ことばかり、話題はいつも豊作なのです。


4日 大豆契約農家Yさんを訪問
 
 圃場に行ってきました。
 大豆の芽が元気よく出てきたところです。発芽率良好!         
 
 他の畑で「紫アスパラ」を発見!
 北海道はアスパラの主産地で、今が旬を迎えています。
 グリーンに比べてムラサキは生産量が少なく、大消費地でも
 あまり見かけることがありません。
 
 グリーンアスパラの突然変異だとか・・・

 Yさんが「もぎって食べてごらん」
 私、紫アスパラが生で食べられることを知りませんでした。
 一瞬躊躇したのですが、「いけますね」とか言ってもう一本。
 マヨネーズは必要ありません
 舌が贅沢になっていく瞬間でした。

 Yさんは大豆の選別機を個人で所有しています。
 農協所有のハイテク設備での一括選別と違って個人選別は「その人の姿勢」
 が現れます。

 Yさんの大豆は毎年素晴らしい選別です

 そしてYさんの作る農作物は良いものばかりです
                              H・Y

 
 

 

 
 



 
 
 
 
国内情報 | - | 2008/06/16 月 17:02

JAS有機グリーンアスパラ

5月19日㈪

今日、北海道からグリーンアスパラが送られてきました。
つい先日、北海道は雪に見舞われたので被害が心配でしたが
非常に立派なアスパラです。

熱湯で3~4分茹で少し冷ましてそのままパクッと・・・甘い!!

元々アスパラは糖質の多い野菜で、高血圧を防ぐ「ルチン」も多く含まれていますが、生産者Sさんの作るアスパラの甘味は格別かな!

4月下旬から、町のお豆腐屋さんがこのアスパラをお豆腐と一緒に引き売りを始めました。

すでにお豆腐屋さんと生産者さんは「顔の見える」関係です。

生産者さんが驚くほど売れています。
正直、私も驚いています。


旬で新鮮でおいしいものはちょっと高くても売れるんですね。




                                H・Y
国内情報 | - | 2008/05/22 木 16:42

だいず畑三反プロジェクト2008 その1

4月27日(日)

東京から車で約1時間30分、総勢15名で茨城県結城市にやってきました。

本日は地元生産農家さんとの懇親会です。

『だいず畑三反プロジェクト』とは豊島区池袋、大桃豆腐店さんが主催する
会員制の農業体験ツアーなのです。


思い起こせば2005年の6月、生産者のOさんが「ここで(20坪ほど)大豆作ってみたら?」の一言からが始まりです。Oさん指導のもと種まきから除草作業、収穫、選別に至るまで貴重な体験をさせていただきました。

2006年度、農業機械の入れない小さな畑の有効利用目的で合計約100坪の土地をお借りして大豆作りを行い、秋には満足のいく収穫が得られのを覚えています。
この年、ある発想が芽生えました・・・

2007年度、会員を募集して大桃豆腐店さんによる「だいず畑3反プロジェクト」発足!!
「ある発想」が「形」となりました。




私(問屋)は産地とお豆腐屋さん〔実需者〕とのパイプ役。
大桃さん(お豆腐屋さん)は産地と消費者〔お客様〕とのパイプ役。

①食の安全、安心とは何か?
②顔の見える商品とは何か?

生産者とメーカーと消費者が相互理解を深め、意識が一緒に成長していけるこのプロジェクトを私はこれからも大応援していきます(^.^)/~~~
                               
                                H.Y
国内情報 | - | 2008/04/29 火 08:45