20年産大豆の産地巡り②

10月1~2日、北海道の契約農家さんを訪問しました

実は9月の17~18日も道内某所を視察したのですが、場所によってはすでに大豆収穫が出来るほど乾燥が進んでいる光景を目にしました。
明日からいよいよお米の収穫って時に大豆の収穫?
生産者さんも首を傾げておりました。
そういえば北海道では8月での観測史上最低気温を22日に記録しましたね。
その影響でしょうか?

生産者のKさんによると9月に入ってからは比較的気温が高かったのですが
今日(10月1日)は朝から小雨、寒さが厳しくストーブを焚いたそうです。

Kさんの大豆畑は例年通りの生育で大豆収穫も10月中旬以降。
莢付きは非常によく「反収300~350kgってとこかな」ですって!

10月2日は朝から快晴
朝6時、確かに寒い!

札幌から車で1時間、有機生産者グループを訪問。
今回はユーザーさんも同行でJAS有機の大豆圃場を視察。
今年の6月、JAS有機生産者Dさんに晩生の大豆を播種して頂いた大豆が丸々太ってちょうど枝豆として食べ頃でした。
こちらも収量が見込めそうです。
霜と雪が心配ですが・・・

その後ユーザーさんと有機生産者さんとで昼食を取りながらディスカッション

本音トーク炸裂!
 
食の安心安全のために必要なことを本日再認識いたしました。
相互理解のためになる本当に良い話し合いだったと思います。

この2日間で信頼関係も豊作です。
国内情報 | - | 2008/10/04 土 18:39

20年産大豆の産地巡り①

9月12日(金)滋賀県某所 快晴

現地にAM11時到着 非常に暑いです 気温34度

農協の担当者さん同行で圃場に連れて行ってもらいました。
品種はタマホマレ
生育は非常に良く見事に生い茂った葉は完全に雑草の上を行っています
畑の管理が行き届いており、とても良い景色です。
莢もかなり膨らんできました。



このエリアは秋口、日本海側から回ってくる台風などの影響を山が遮ってくれるため、その影響を受けにくいのと生産者さん及び農協さんの努力もあって「大粒1等」が当たり前。
再調整せずにそのまま「煮豆」に出来るくらいです。

収穫時期にもう一度訪れる予定です。
                                H・Y
国内情報 | - | 2008/09/19 金 20:08

茶豆の枝豆


近所のスーパーで「茶豆の枝豆」を買ってきました

新潟県産 黒崎茶豆[以下 黒崎] と山形県産だだちゃ豆[以下 だだちゃ]

黒崎は生産者名と出荷日が銘記されていますね。
だだちゃも生産者名とロットナンバーが銘記されています
安全、安心への意識の高さが見受けられます

「黒崎」は見た目色鮮やかで形もそろっているのに対して「だだちゃ」は色鮮やかではないものの莢ごとに形も個性的!

双方とも軽く2分ぐらい茹でました。

部屋中に甘~い香りが漂います 相当強い「香り」です。
この点に関しては「茶豆は」他品種の枝豆より優れていると思います

食べ比べてみると
「黒崎」はさっぱりした甘みが印象的で味が均一していました

「だだちゃ」は見た目と同様、莢ごとに味の個性があり全体的に濃厚!
「旨味がある」と言ったところでしょうか。

「黒崎」や「だだちゃ」では無いのですが「乾燥茶豆大豆」を豆腐にするとビターな感じのお豆腐になります

香り豆腐を作りたいお方は是非おすすめです!!

                               H・Y
国内情報 | - | 2008/09/10 水 17:42

史上最低気温

本日のニュースによると、北海道、青森で8月の史上最低気温を観測したそうですね。
北海道の朝の気温が宗谷で1.5度、上川で3度だの・・・・

たまたま北海道某所の契約農家さんから電話を頂きました。
「北のこころ」と言うカボチャの出来が良く、確かに例年より寒暖の差が激しく「作物にはいい刺激だよ」とのこと。
もうじき新ジャガイモも出荷出来るそうです。
秋ですね~

契約農家さん只今除草作業中のようでして、肝心の大豆生育状況ですが大変順調だそうです。「ここ4~5年で一番いいかな。慣行栽培大豆は反収300kgはいくね」ですって・・・

収穫してのお楽しみです! 
                                H・Y
国内情報 | - | 2008/08/22 金 14:31

8月の種まき

8月5日(火)曇り
大豆の生育状態観察のため栃木県河内町に来ました。
平均2~3反、計10ヶ所の圃場を生産者さんと一緒に回ったところ
著しく生育の悪い畑を発見、大豆が雑草の成長に負けている状態です。
在来大豆で蒔き直しを提案させていただきました。

8月の播種? 遅すぎるのでは!

実は2年前にも関東某所で遅蒔きの在来大豆を8月上旬に播種して、当然収穫時期も12月になってしまいますが、以外にも反収180kg以上取れたのです。

この土地で8月蒔きに挑戦するのは初めてで、今年がどのような結果になるのか分かりませんが、明日にでも蒔き直して頂くことになりました。

地域にもよるのですが7月は極端に雨量が少なく、生育に障害をもたらし、種豆の蒔き直しを余儀なくされたところも数ヵ所あります。

今後の雨量に期待したいですね

                                                                   H.Y
国内情報 | - | 2008/08/22 金 13:10