21年産 スズカリ(岩手県)


2月22日(火)
20年産スズカリが完売になって2カ月、お客様には大変ご迷惑をお掛けしましたが今朝方ようやく産地より新穀スズカリが入荷いたしました

スズカリ大豆の契約栽培はエリアを特定(一関市)したもので平成16年産からの取り組みですが品質は過去と比較しても21年産が最も良い状態です
以前は中、小粒比率が高く販売に苦労したこともありましたが21年産は大粒2等が全体の8割!!
昨年の天候(長雨、日照不足)を考えると意外な成果です
こちらも生産者さんの努力の賜物ということですね


余談ですが、本日トラック2台で660袋/30kgの入庫でした
木製パレットに「手卸し」なのですが、今回のドライバーさんの手際の良さには驚きました

速くて丁寧!

自分も結構手卸には慣れているつもりでしたが、こんなにハイパーなドライバーさんは初めてです

煽られてしまいました(笑)
国内情報 | - | 2010/02/26 金 23:07

新品種

海外の新穀がそろそろ主流になりつつあります。

いづれの農家さんも最初の新穀のコンテナを無事送ることができて一息といったところです。
そうなってくるとぼちらぼちら、送られてくるコンテナの中に大豆の新品種がテスト用として入ってきます。
全ての農家さんからとなるとそれなりの品種数になってきます。

将来的に今主流の大豆品種がこのまま5年~10年と使い続けられるか、作り続けられるかはいろいろな条件、環境、経済的な問題も含めて決して安心とは言えません。
そのために毎年いろいろな品種をお豆腐屋さんに試していただいて将来に備えています。

とはいえ農家さんとお豆腐屋さん、両方に「一致」した品種というのはなかなか見つけるのは難しいです。

                           千
海外情報 | - | 2010/02/22 月 09:21

中国の影響

この時期になると、輸入大豆を取り扱う上で毎年のように気をつけなければならないのが中国文化圏での旧正月です。
物の流れが、中国圏に集中して大豆を積むコンテナや、船自体が「品薄」状態になります。

当然運賃も「若干」割増状態になるのですが、なにぶん「物」が届かないのが一番怖いです。
予定着船日はあくまでも予定で、本来日本に寄港してから韓国ー中国の予定が順序が逆になったり、アメリカから出るのが遅れたりたりといろいろ「予定外」が「予定内」でおこったりします。
毎年のことです。

しかしながら、今年は例年とは違った様相というか例年にないコンテナの厳しい状況を感じます。
コンテナの値段が例年になく高く、調達事態も難しいです。
「若干」の分量を超えています。
原因はアメリカの不況と、中国の好調。
バランスが大きく崩れているんですね。
アメリカは12月時期にクリスマス商戦で大量のものを海外から調達するのですが、不況の影響を大きく受けたということです。
逆に中国は・・・・当然の結果でしょうか。

さらにコンテナの影響は旧正月にとどまりません。
今年五月には万博も控えています。
これからもいろいろと翻弄されそうです。

                          千
海外情報 | - | 2010/01/28 木 09:13

手前味噌作り2010年



1月17日(日)千葉県神崎町の施設をお借りして、お豆腐屋さんと消費者さんを合わせて参加者約30名
ほとんどの東京からのお客様でした
地元大豆生産農家Sさん指導の下、今年で3年目の味噌作りイベント
例年通り子供たちが大活躍の味噌作り(親御さんより熱心です)
この日仕込みは乾燥大豆で30㎏分、麹と塩を合わせて約110kgの味噌になり、参加者全員で分けてお持ち帰りいただきました

1月24日(日)茨城県結城市、農業法人さん所有の加工場にて、こちらは一年後の販売用の味噌仕込み・・・
乾燥大豆180kg分、約700kg分を見込んでおります
とても一日では仕込みきれないので26日もお手伝いに行ってきました

いずれも原料大豆は町のこだわりお豆腐屋さんの間で話題の「在来大豆」を使用しており
味噌にしても大変個性的な味になるのです

この取り組み、年々需要(要望)が増えております


来月は滋賀県の大豆生産農家さんと一緒に味噌仕込みです
国内情報 | - | 2010/01/27 水 20:00

21年産 茨城在来<茨城県つくばみらい>


1月23日(土)
茨城県つくばみらい市の農家Oさんから契約大豆が荷渡し出来るとの連絡を受けまして急遽引き取りに伺うことになりました

この「茨城在来大豆」は某町のお豆腐屋さんオーダーによる契約栽培大豆です
お豆腐屋さん自身が自分で品種(大豆)を選択して農家さんに作付けしていただくという仕組みです

「お豆腐屋さん」は(農家さんの対して)私の大豆を作ってくれてありがとう
「大豆生産農家さん」はお豆腐にしてくれてありがとう
この人間関係が成立して初めて本物の「顔の見える商品」と言えるのではないでしょうか

弊社はこの様な取り組みを希望するメーカーさんを今年も応援していきます!
国内情報 | - | 2010/01/26 火 18:42