異常気象・・・北海道では
お得意先の皆様、大変お待たせ致しました
本日、北海道の農家Dさんより連絡が入りまして
ようやく「JAS有機認定アスパラ」が出荷可能とのこと
しかし、まだまだ寒い北海道は朝晩氷点下近くだとか
現時点でのアスパラは「ハウス栽培」のものです
屋外のもは5月中旬以降になる模様
因みに一昨年は3月下旬に出荷されていました
アスパラの生育がこれほど遅れたのは農家Dさんもご記憶にないそうです
農家Dさんが言うには・・
「稲の育苗」も遅れて(気温が低すぎての発芽不良)
ということは「田植え」も遅れて
この分だと「田植え」と「大豆の作付け」の時期が重なってしまうな・・・
因みに
アメリカ北部の弊社契約農家さんは天候回復によりお大忙しだそうで・・・
緯度的にはちょうど北海道南部と一緒だったりします
晴天続きのGWも今日で終わり
これから北海道の農家さんも大忙しです!!
国内情報 | - | 2010/05/05 水 18:25
異常気象・・・・北米では
近頃は、アメリカに連絡しても返事がつっけんどんです。
なぜかと言うと・・・・忙しいからです。
畑のど真ん中、トラクターの騒音の中で携帯着信してらそうなりますよね。
今年は3月頃まではやや気温が低かったそうで、「この調子だと作付けが遅れそうだ」などと話していましたが、4月に入り急に気温が上がりだし例年より早くしかも作付けにはベストな天気が続いたそうです。
大忙し、大忙し。
向こうは夜の8時~9時ぐらいまでは日が昇っているのでいつ電話しても畑の上でした。
さてどのようなことが考えられるのかといいますと、育成時間が長く取れますので作物にとっては+ですね。
いいことです。
とはいえ今出回っている2009年産の輸入大豆は「作付け時期が遅れ」育成に心配があったものなのですが、蓋を開けてみれば近年まれにみる良質。
まだまだ今年どのような物が取れるかはわかりません。
千
海外情報 | - | 2010/04/30 金 18:22
ひとり娘(長野県産/在来大豆)
4月5日(月)東京から関越自動車道で約3時間、長野県は戸隠(とがくし)に来ました
ここ戸隠は「蕎麦」の名産地です
道路脇にはまだ雪が・・うかつにも薄着で来てしまいました
気温は4度、あまりの寒さに暖かい蕎麦でも一杯と思いきや(午前10時前では)どこも開いていないし、辺りには誰もいません(寂)
営農センターを訪問、早速「ひとり娘」を拝見
個人的には今まで新潟県在来大豆「※さとういらず」と同品種と勝手に思っていましたが・・・
「さとういらず」はくすんだ薄緑で粒形は「丸い」のに対し
「ひとり娘」は光沢のある薄黄緑で粒形は「やや楕円」
土地柄による変化ではないような?
見栄えは「ひとり娘」の方が勝っていますが
お豆腐などに加工にしたらどんな結果が出るでしょうか?
※主に新潟県津南町(中魚沼郡)で生産されています
国内情報 | - | 2010/04/06 火 17:50
JAS認定有機大豆(栃木県産)
3月9日(火)雪の降る栃木県上三川町、某有機大豆集荷場へ21年産JAS有機認定の大豆を引き取りに行ってきました
昨年播種前契約させて頂いたもので生産者は塩谷郡のSさん、弊社は初めての取引です
20袋/30kg程、品種は地場で昔から受け継がれている在来大豆で正確な品種名はわからないそうです(そこがまたいい!)
サンプルを拝見
(この大豆)何処がで見たことあるような?
香り豊○○系統の在来種かな?
昨年の悪天候にもかかわらず反収200kg以上、在来種にしては上々です
風袋もS農家さんオリジナルで栽培歴まで銘記してあります
素晴らしいの一言です!
今年の契約量を増やしていただきたくなりました
国内情報 | - | 2010/03/12 金 14:24
そういえば新品種
食品用非遺伝子組み換え大豆の話とは違うのですが、将来の行く末のこともあるので遺伝子組み換え大豆の話を少し。
去年より米国大手種子会社よりリリースされた遺伝子組み換え大豆の第二世代(ビックネームです)ともいわれるものが、今年は若干作付けが減るだろうとの記事が先日ありました。
去年4~5月には鳴り物入りでリリースされ、その遺伝子自体に収穫の上がる要素(第二世代といわれる所以です)を添加したということで、その収量などの動向が注視されていました。
結果としては、予想されていたほどの収量は取れなかったそうです。
実際に現地の農家さんなどの間でも、去年は例年に比べて非遺伝子組み換え大豆を含む全ての大豆が比較的良作だったにもかかわらず、そこそこ「良作」程度で終わってしまったようです。
必然的にその大豆の収量に期待をして、高い種子代を払って育てた農家さんはそれなら第一世代でも同じかなという感想を抱くのもうなずけます。
ここまでですと、いくら遺伝子組み換え大豆でもそんなべらぼうな話はないんだな、それなら非遺伝子組み換え大豆もまだ大丈夫かな?と思ってしまいますが、あくまでもまだ一年目ということだけです。
仮に去年の天候が、ひどく悪く、全体的に不作の場合だった時はどうなのでしょうか?
また、これから種子の特性を十二分に引き出す農薬のリリースも研究によって考えられます。
遺伝子組み換え大豆の進化はそのまま非遺伝子組み換え大豆の畑を侵食するので今年も目が離せません。
千
海外情報 | - | 2010/03/09 火 18:46