在来種の名の由来 《みずくぐり》


滋賀県には「みずくぐり」という在来大豆が存在します
私、数年前からこの大豆の名の由来が気になっておりまして・・
今年1月のこと、滋賀県高島市の農業振興課のOさんに調査を依頼したところ
「水くぐり」と書いて字の如く「水を潜る(くぐる)」という意味。
その理由として、昭和40年代後半までは大豆は「たんぼの畔(あぜ)」に植えられており、水はけの悪い場所では栽培に不向きな品種が多い中で「湿潤に強い豆」と言う所から名づけられた。

この時点では「仮説」だったのですが先週末、研修目的で東京に来られたOさんと地元生産者方々の更なる調査によりますと
「水に冠水しても大丈夫なくらい水害に強いと言われるところから」というご回答。
実際に「みずくぐり」を栽培してきた農家さん共通のお話ですので信憑性高いと思います!
国内情報 | - | 2009/03/18 水 18:32