音更大袖振ストーリー(北海道/在来種)
6月17日(木)北海道音更町へ契約栽培大豆の視察に行ったときのこと
同行して頂いた地元農協職員さんと音更町中音更地区を走行中に一言
「この辺が音更大袖振大豆の発祥地ですよ」
因みに音更(おとふけ)と読みます
その始まりは昭和25年、地元種苗会社からの試験栽培を頼まれた川本豊一さんという生産農家さんが雑豆の中からひときわ早生の種子に注目し、良質のものを抜き取り何年もかけて選抜して固定されたのが音更大袖振大豆です
産地で一躍脚光を集めたのは昭和31年の大冷害のとき、十勝地方の大豆は大きな被害を受けたにもかかわらず川本さんから種子を譲り受けた生産者さんは被害を免れたそうです
歴史を感じますね
つい先日までは寒さが厳しかった十勝平野
そんな中でも音更大袖振り元気一杯に育っていました
引き続き、音更大袖振大豆の歴史をたどってみようと思ってます!
国内情報 | - | 2010/06/23 水 18:47