アメリカから帰って

ブログ上げ順序が逆ですが、2月初めにアメリカに行ってきました。
向こうでも1月のニュースでたびたび聞いた寒波がうんぬんかんぬんといろいろとあったわけですが、それはさておき丁度帰りの日に例の一回目大雪に見舞われました。

アメリカではネットで雪が降るとは聞いていましたし、出発の機内でも成田が雪で・・・・との話もあったので「ちゃんと成田につけるだろうか」との不安はありました。

案の定、飛行機は土曜夕方 成田上空で着陸待ち>燃料補給のため名古屋へ>再び成田と時間的には4時間ほど遅れて成田へと着陸しました。
その時の荒れた天候の中、パイロットの操縦等、緊張した雰囲気の中無事着>全員で拍手
とそこまでは良い話なのですが、ここからが本当の悪夢でした。

慣れた感じで、税関を通りいざ成田から出るという段階になって、成田に続く交通機関の全てが不能という事実に直面しました。

「運転見合わせ」という言葉はその場にいる者にとってはわずかな希望ですね。
後から考えれば動くはずもない電車の改札口に大勢が列を作って順番待ちをしてしまいました。
まだ、夜の9時なのです。

こういうときはひとり旅はきついですね。
とはいえある意味運が良かったかもしれません。
事情により10時前には列を離れ、落ち着いて考えてみると「もう電車は動かない」との結論に至り、その日成田にて一泊するための準備を始めました。
ちなみに並んでいた人たちは0時頃に列を解かれて成田空港ビル内へと誘導されたそうです。

こうなるともうあらゆる所が「落ち着いて寝れる場所」として各々が確保してゆきます。
なかなかに人気だったのが、電源のすぐそば。
スマホ等の電源を確保するためですね。
僕は飲食の奥スペースを確保することが出来ました。





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そんなこんなで、一晩過ごし成田の朝を迎えます。
成田内のコンビニでは食料が無くなり、「運転見合わせ」の電車には朝6時から人が並びます。

しかしながらここからさらに恐ろしい状況になります。
出る方法は一つとしてないのに、空からは人が帰ってきます。
結果、成田空港の人口密度は時間を追うごとに悪化の一途です。

ここまで来ると流石にあきらめがついて、電車の並びからは一歩引く形になりましたが、午前中に一度だけ様子を見に行ったときは熱気があふれ、人々のイライラ感と一緒になってとてもその場には居られませんでした。


結局、電車が動き出したのは午後の1時過ぎ。
成田のショッピングモールの一角に電源を確保していたのですが、どうも動き出したらしいという話なので、行ってみると到着ロビーにまで人があふれかえっており、「2~3時間は無理だな」との判断で最終で気には6時近くにようやく電車に乗ることができました。

良くニュースなので台風等々見ること聞くことはありますが、自分が当事者になるとは思いませんでした。

ちなみにこういう時、日本人以外の日本語を解さない人は大変ですね。
東京オリンピックまでには何かしら対策が必要かもしれませんね。
海外情報 | - | 2014/02/18 火 19:25